鳥居から拝殿まで
鳥居で一礼
鳥居は俗界と神域の境界です。くぐる前に軽く一礼しましょう。参道を歩くときは端を歩くのが礼儀。中央(正中)は神様の通り道とされています。
手水舎で身を清める
参拝前に手と口を清める作法です。手順は以下の通り:
- 右手で柄杓を取り、左手に水をかける
- 柄杓を左手に持ち替え、右手に水をかける
- 再び右手に柄杓を持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすぐ(任意)
- 最後にもう一度左手に水をかけ、柄杓を元に戻す
拝殿に進み、お賽銭を納める
拝殿の前に立ったら、まず賽銭箱にお賽銭を静かに入れます。鈴(鰐口)があれば鳴らして神様にお知らせを。お賽銭の金額に決まりはありませんが、5円玉(ご縁)が縁起が良いとされています。
二拝二拍手一拝でお参り
一般的な神社参拝の作法です。詳しくは下のボックスをご覧ください。
御朱印をいただく
社務所(またはご朱印所)で御朱印帳をお渡しし、「御朱印をお願いします」と申し出ます。費用は300〜500円が目安。日付・神社名・御祭神名などを墨書き・押印していただけます。
退出時にも一礼を
参拝を終えたら、拝殿の方向に向き直って一礼してから鳥居をくぐります。境内を出るときにも鳥居の手前で一礼するとより丁寧です。
二拝二拍手一拝
※ 出雲大社など一部の神社では四拍手(4回)が正式な作法です。境内に案内が掲示されているのでご確認を。
知っておきたい作法
静かに過ごす
境内は神聖な場所です。携帯電話はマナーモードに。
参道の端を歩く
中央(正中)は神様の通り道。左右の端を歩きましょう。
写真は常識の範囲で
境内や社殿の外観は通常撮影可能ですが、本殿内部は撮影禁止の場合があります。
服装は清潔に
特に厳格な規定はありませんが、清潔感のある服装が望ましいです。
境内での飲食は控える
食べながら歩くのは避けましょう。休憩所がある場合はそちらで。
神具・奉納品に触れない
神棚の道具、しめ縄、奉納物などは手を触れないようにしましょう。
境内での喫煙は禁止
多くの神社で禁煙です。喫煙所がある場合はそちらをご利用ください。
石灯籠・鳥居に登らない
境内の構造物は文化財でもあります。傷つけないようご注意を。
御朱印について
御朱印は、社務所で神職や巫女さんに墨書き・押印していただく参拝の証です。神社名・御祭神名・日付が美しい筆文字で記されます。
専用の折帖「御朱印帳」に集めていくことで、訪れた神社の記録が一冊の本になっていきます。一ノ宮めぐりの旅の記念として最高の思い出になるでしょう。
料金は通常300〜500円。社務所(神社によっては「御朱印所」)の窓口に御朱印帳を開いて差し出し、「御朱印をお願いします」とお申し出ください。
🙏 参拝の心がけ
お参りに決まった言葉はありません。感謝の気持ちを伝えるだけでも十分です。各一ノ宮には特定の御祭神が祀られており、その神様の御神徳に沿ったお願いをすることで、参拝がより深い体験になります。
たとえば縁結びの神様の前では人との縁を、商売繁盛の神様の前では仕事の成功を祈るというように。まず感謝を述べてからお願い事を、というのが古くからの作法です。
どうか難しく考えず、静かに自分と向き合う時間として境内をお楽しみください。